基礎疾患とは何か?対象となる病気一覧と重症化リスクを徹底解説

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基礎疾患とは何か?対象となる病気一覧と重症化リスクを徹底解説
基礎疾患とは何か?対象となる病気一覧と重症化リスクを徹底解説
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🎵 基礎疾患とは何か?対象となる病気一覧と重症化リスクを徹底解説

日常会話や医療機関の問診票、予防接種の案内などで頻繁に目にする「基礎疾患」。しかし、「健康診断で血圧が高めと言われただけの場合は該当するのか」「昔かかった喘息は含まれるのか」など、自覚症状が乏しい病態ほど自分や家族が該当するのか判断に迷う場面は少なくありません。

感染症対策や公的医療制度の運用が見直されている2026年の現在、基礎疾患の有無はウイルス感染時の重症化リスク予測やワクチンの優先接種枠、治療薬の投与判断を分ける極めて重要な指標となっています。本稿では、厚生労働省のガイドラインや臨床現場の運用基準をもとに、対象となる具体的な病気一覧から既往歴との違い、診断書の要否まで詳細に解説します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:基礎疾患とは「現在進行形で治療や経過観察を行っている慢性疾患」を指し、感染症罹患時の重症化リスクを高める最大の要因となる。
  • 要点2:厚生労働省の基準では、糖尿病、慢性呼吸器疾患、心血管疾患、慢性腎臓病、BMI30以上の肥満などが代表例であり、完治した過去の病気(既往歴)とは明確に区別される。
  • 要点3:予防接種や優先枠の利用において診断書の提出は原則不要(自己申告制)が多いものの、自己判断での治療中断を避け、主治医と現在の病状を共有しておくことが不可欠である。

【基礎疾患の定義】厚生労働省の基準と「既往歴」との決定的な違い

基礎疾患(英語:Underlying disease / Pre-existing condition)とは、医学的に「ある病気にかかる前からすでに存在し、全身の免疫力や臓器の予備能を低下させている慢性的な疾患」を指します。風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどの急性感染症に罹患した際、元々ある病気の影響で身体が耐えきれず、肺炎や多臓器不全などの重篤な合併症を引き起こしやすくなる点が特徴です。

検索ユーザーの間で特に混同されやすいのが「既往歴(きおうれき)」との違いです。両者の区分は、医療現場において以下のように厳密に分けられています。

既往歴とは「過去にかかったことがある病気やケガで、現在は完治または治療を終えているもの」を指します。例えば、10年前に盲腸の手術をして現在は通院していない場合や、幼少期に小児喘息があったものの成人後は発作が全く出ていない状態は「既往歴」に分類されます。一方、基礎疾患は「現在も薬を服用している」「定期的に検査・通院を継続している」という継続性が判定の必須条件となります。

当時のメディア報道・掲載写真
【検証資料 1】当時のメディア報道・掲載写真(出典:kashibaseiki.fujiikai.jp)

【対象疾患一覧】具体例と重症化リスク判定の目安

厚生労働省が定める感染症重症化リスクの高い基礎疾患は、主に呼吸器、循環器、代謝系、免疫系の持続的な障害に基づいています。自身や家族の健康状態を照らし合わせるための客観的データを以下に整理しました。

疾患カテゴリー具体的な該当病名(具体例)判定基準・治療状況の目安重症化リスクと臨床的評価
慢性呼吸器疾患気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎、肺線維症吸入ステロイドや気管支拡張薬を日常的に使用、または在宅酸素療法中気道炎症や肺機能低下により、呼吸不全へ進行する危険性が極めて高い。
心血管疾患慢性心不全、虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)、心筋症、弁膜症心機能低下に対する投薬治療中、またはバイパス術・ステント留置後の管理下感染に伴う発熱や頻脈が心臓に過負荷をかけ、急性心不全を誘発しやすい。
代謝性疾患(糖尿病等)1型糖尿病、2型糖尿病、重度の脂質異常症インスリン注射または血糖降下薬による治療中(HbA1c値の管理下)高血糖状態が白血球の貪食能を鈍らせ、感染防御機能が大幅に低下する。
慢性腎臓病(CKD)慢性腎不全、糖尿病性腎症、糸球体腎炎、人工透析患者血液透析・腹膜透析中、またはeGFR低下により通院管理中尿毒症物質の蓄積や体液バランスの乱れから、全身性免疫不全状態に陥りやすい。
肥満(重度)病的肥満、メタボリックシンドローム複合体BMI 30以上(体重kg ÷ 身長m ÷ 身長m)横隔膜の可動制限による換気不全や、脂肪組織の慢性炎症が重症化を促進。

【実態検証】「血圧高め」「軽度の喘息」は該当する?現場の境界線

臨床の現場や健康相談窓口において、最も多くの質問が寄せられるのが「高血圧単独」や「軽症の喘息」の扱いです。

高血圧に関しては、単に「塩分を控えるように指導された」「一時的に上の血圧が140mmHgを超えた」といった生活習慣の注意レベルでは、公的な基礎疾患の優先枠に該当しないケースが一般的です。しかし、降圧薬を複数服用している場合や、高血圧によって心臓肥大や腎硬化症(腎機能低下)などの標的臓器障害を合併している場合は、心血管疾患・慢性腎臓病と同等のハイリスク群として扱われます。

また、成人気管支喘息については、「季節の変わり目だけ吸入薬を処方される」といった軽症例であっても、気道には慢性の好酸球性炎症が存在します。医療機関の総合内科医らの見解では、発作の頻度に関わらず「定期的に医師から処方された薬剤を使用・保管している状態」であれば、感染症流行期には基礎疾患保有者としての慎重な対応が推奨されます。

さらに見落とされがちなのが肥満(BMI 30以上)です。日本肥満学会の基準ではBMI 25以上が肥満とされますが、公的な重症化リスク判定や優先接種基準では「BMI 30以上」(例:身長170cmで体重87kg以上)が明確な足切りラインとして採用されています。内臓脂肪の過剰蓄積はサイトカインの異常分泌を招き、ウイルスに対する過剰な炎症反応を引き起こすことが実証されています。

活動歴および当時の関連ビジュアル記録
【検証資料 2】活動歴および当時の関連ビジュアル記録(出典:kashibaseiki.fujiikai.jp)

一般に知られていない盲点とネットの誤解|診断書の必要性

予防接種や職場の特別有給休暇、各種公的配慮を申請するにあたり、「医師による診断書を提出しなければならないのか」という疑問がネット上で多く散見されます。

結論として、厚生労働省が管轄する定期予防接種や臨時接種の優先枠においては、「診断書の提出は原則不要」と定められています。これは、医療現場の逼迫を防ぎ、必要な人に迅速な接種機会を行き渡らせるための措置です。問診票のチェック欄による自己申告、もしくはお薬手帳や直近の検査結果の提示で十分とされるケースが9割以上を占めます。

ただし、以下のような場面では正式な診断書や主治医の意見書が求められます。

  • 職場の就業制限やテレワーク配慮申請: 企業の安全配慮義務に基づき、医学的根拠の提示を就業規則で義務付けている場合。
  • 民間保険の保険金請求・告知: 保険契約時の告知義務違反を防ぐため、既往症や確定診断名の書類が必要な場合。
  • 公的障害年金・指定難病医療費受給: 厳格な行政審査を伴う公費負担制度を利用する場合。

自己申告で済む場面であっても、自身が「どの重症化リスク区分に属しているか」を把握していないと、問診時に誤った申告をして適切な医療介入(抗ウイルス薬の早期投与など)を逃すリスクが生じます。

【専門家分析】なぜ基礎疾患が重要視されるのか?身体の予備能と受療行動

基礎疾患が感染症の予後を左右する背景には、医学における「臓器予備能(Organ Reserve)」の枯渇という構造的問題が存在します。健康な身体であれば、肺や腎臓が一時的にウイルスによるダメージを受けても、残された予備の機能が代償して生命維持を続けます。しかし、基礎疾患を抱える臓器は平時から限界に近い状態で稼働しているため、わずかな感染ストレスで代償機構が破綻し、急激なショック状態や多臓器不全に陥ります。

また、行動心理学の観点からは、基礎疾患を抱える患者特有の「受療行動の偏り」も指摘されています。長年病気と付き合っている患者ほど、自覚症状の悪化を「いつもの体調不良」と錯覚し、医療機関への受診が遅れる「正常性バイアス」が働きやすい傾向にあります。

【プロの結論】自身と家族の健康を守るための行動基準

基礎疾患とどう向き合うべきか、状況に応じた明確な判断基準を提示します。

【今すぐ主治医に確認すべき人(積極的アプローチが必要)】
・処方薬を毎日服用しており、HbA1cが7.0以上、あるいは血圧が140/90mmHgを超えている人
・階段の上り下りで息切れを感じるなど、心肺機能の低下を自覚している人
・BMIが30を超えており、睡眠時無呼吸症候群や脂肪肝を指摘されている人
※これらの状態にある方は、感染症流行前に予防接種スケジュールの最適化と、罹患時の緊急連絡先を主治医と共有してください。

【過度な心配を避け、現状維持でよい人(慎重な観察が必要)】
・数年前に病気の治療を完了し、現在は投薬も通院も不要と医師から言われている人
・健康診断で「要経過観察(生活習慣の改善)」の判定が出たのみで、確定診断や投薬を受けていない人
※これらの方は「既往歴」または「生活習慣リスク」の段階であり、過剰な投薬受診よりも日々の食事・運動管理に注力すべき段階です。

公の場での発言・インタビュー報道記録
【検証資料 3】公の場での発言・インタビュー報道記録(出典:take-shige.com)

【基礎疾患とは】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:健康診断で「高血圧の疑い」と言われましたが、ワクチン接種で基礎疾患に該当しますか?
A1:原則として該当しません。健康診断での指摘のみで医療機関を受診しておらず、降圧薬などの治療を開始していない段階は「未診断・未治療」の状態です。基礎疾患として扱われるのは、医師の確定診断を受け、継続的な投薬や管理が行われているケースです。

Q2:小児喘息が治って10年以上発作がありません。これは基礎疾患ですか?
A2:基礎疾患ではなく「既往歴」に該当します。現在、吸入ステロイドなどの薬剤を使用しておらず、呼吸機能に異常がなければ、過去の病歴のみで重症化リスク群に分類されることは基本的にありません。

Q3:自分が基礎疾患に当てはまるか確認するには、病院で何と聞けばいいですか?
A3:定期通院しているかかりつけ医に対し、「感染症の予防接種や重症化リスクの基準において、私の現在の病気は『基礎疾患』に該当しますか?」と率直に質問してください。お薬手帳を持参して相談すると、処方内容に基づいた正確な回答が得られます。

まとめ:正しい知識で重症化リスクを防ぐための備え

「基礎疾患」という言葉は、決して特別な難病だけを指すものではありません。糖尿病や高血圧の進行例、気管支喘息、重度の肥満など、身近にある慢性的な健康障害が幅広く含まれています。

重要なのは、いたずらに不安を募らせることではなく、「現在の治療状況を正確に把握し、重症化を防ぐための手段(予防接種、早期受診、処方薬の継続)を講じること」です。自己判断で服薬を中断したり、既往歴と混同して必要な配慮を見落としたりすることのないよう、気になる症状や服薬状況がある場合は、お薬手帳を確認した上でお近くのかかりつけ医に相談してください。 (出典: 基礎 疾患 と は(Yahoo!ニュース)

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