マイナンバーカードポイント第3弾は2026年も復活なし?未受取分の真相を徹底解説
最大2万円分の還元で全国的なブームを巻き起こしたマイナンバーカードのポイント事業(マイナポイント)。かつて申請窓口に長蛇の列ができ、キャッシュレス決済事業者との連携キャンペーンが連日メディアを賑わせた光景は記憶に新しいところです。しかし、事業終了から月日が流れた2026年現在も、SNSや検索窓では「第3弾の実施はあるのか」「申請し忘れた未受け取り分はどうなるのか」といった疑問が絶えません。
一部のネット上では「第3弾のポイント付与が密かに決定した」といった真偽不明の情報や、還元を装った悪質なフィッシング詐欺まで横行しています。かつての「2万円還元」の熱狂から数年、国のデジタル戦略とマイナンバーカード施策はどのようなフェーズに移行したのでしょうか。官公庁の公式発表資料や関係各所への取材データをもとに、マイナンバーカードのポイントに関する現在のリアルな事実と噂の真相を徹底レポートします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:国が主導した最大2万円分の「マイナポイント事業」は第2弾をもって完全に終了しており、第3弾の実施予定はない
- 要点2:期限内に申請しなかった「未受け取り分」の遡及付与や救済措置は存在せず、ポイント受け取りを促す連絡は詐欺の危険が高い
- 要点3:2026年現在は国の一律還元から「自治体独自のポイント施策」や「実用インフラ(保険証・免許証一体化)」へシフトしている
マイナンバーカードのポイント事業の経緯と終了理由
改めてこれまでのマイナポイント事業の経緯を振り返ると、国は段階的なインセンティブ設計によってカード普及を推進してきました。第1弾(2020年9月〜2021年12月)では、カード新規取得者を対象に最大5,000円分の還元を実施。続く第2弾(2022年1月〜2023年9月末)では、施策規模を大幅に拡大し、マイナンバーカードの2万円分受け取りを掲げて以下の3つの枠組みを用意しました。
1つ目はカード新規取得に伴うチャージ・決済時の還元(最大5,000円分)、2つ目は健康保険証利用申込みに伴うポイント付与(7,500円分)、そして3つ目が公金受取口座登録に伴うポイント付与(7,500円分)です。これにより、カードの申請件数は急増し、全人口の7割以上がカードを保有するに至りました。
では、なぜこの大規模事業は終了したのでしょうか。総務省やデジタル庁の公表資料によると、最大のマイナポイント終了理由は「カードの初期普及という政策目標の達成」と「巨額の国費投入に対する費用対効果の限界」にあります。ポイントという金銭的インセンティブによるカード取得促進は一定の役割を終え、以後はカードを日常生活のインフラとして「どう使ってもらうか」という利活用フェーズへ転換したことが背景にあります。

マイナポイント第3弾の可能性と噂の真相|2026年最新ニュースを検証
ネット掲示板やSNSで定期的に浮上する「第3弾の復活」という説について、マイナポイントの2026年最新ニュースおよび政府の基本方針を照合すると、マイナポイント第3弾の可能性は現時点で極めて低く、事実上のゼロと見るのが妥当です。
政府の財政運営指針やデジタル庁の重点計画において、カード保有そのものに対して国が一律で現金を配るようなポイント還元施策は計上されていません。それにもかかわらずマイナンバーカードのポイントにまつわる噂の真相として「第3弾が始まる」という言説が流布する背景には、以下の2つの要因が存在します。
第一に、一部の地方自治体が独自予算で行っている「地域振興や健康増進を目的としたマイナンバーカード連携ポイント施策」が、全国規模の第3弾と混同されて拡散している点です。第二に、後述するサイバー犯罪グループが偽サイトへ誘導するために「第3弾がスタート」「未受取ポイントの特別給付」といった偽の文言を悪用している実態があります。
【データ徹底比較】マイナポイント事業の変遷と現在の自治体施策
かつての国の施策と、2026年現在のポイント関連の取り組みの違いを以下の比較表に整理しました。
| 事業・施策区分 | 還元規模・数値データ | 実施主体と対象者 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| マイナポイント第1弾(終了) | 最大5,000円分(還元率25%) | 国(新規カード取得者) | 初期普及の起爆剤となったが認知度は限定的だった |
| マイナポイント第2弾(終了) | 最大20,000円分(3つの手続き合計) | 国(カード保有者全般) | 口座登録や保険証連携を一気に加速させた大型事業 |
| 自治体独自ポイント施策(現在) | 数百〜数千円相当(自治体ごとに差異) | 各市区町村(住民限定・特定条件) | 健康ポイントやボランティア参加など行動変容重視 |
| 民間決済連携キャンペーン(随時) | 10〜30%還元(上限あり) | 決済事業者×自治体(地域住民・来訪者) | 地域消費喚起が主眼であり国の一律付与とは別物 |

「未受け取り分の復活」はあるのか?マイナンバーカードのポイント現在のもらい方
「第2弾の期限までに手続きが間に合わなかった」「口座登録はしたがポイント申請ボタンを押し忘れた」という声は少なくありません。しかし、結論としてマイナポイントの未受け取り分の復活や期限後の特別申請受付は行われていません。総務省の規定により、定められた申請期限(2023年9月末)をもって受取権利は完全に失効しています。
それでは、マイナンバーカードのポイントの現在における状況はどうなっているのでしょうか。カードを新たに作ったり、これから各種設定を行ったりした場合のマイナンバーカードのポイントのもらい方について知っておくべき事実はシンプルです。現在、カードの取得や保険証登録を行っても、国から自動的に付与される数千円〜数万円単位のポイントは存在しないというのが制度上の現実です。
現在活用できる実質的なメリットは、居住する市区町村が実施している「健康アプリ連動型ポイント」「ボランティアポイント」「省エネ家電購入支援」などにおいて、本人確認手段としてマイナンバーカードを活用し、地域通貨や商品券を受け取るルートに限られます。
【実態検証】利用者の生の声とPayPay連携など民間・自治体還元のリアル
マイナポイント第2弾当時は、マイナンバーカードのポイントとPayPay連携をはじめ、楽天ポイントやdポイント、交通系ICカードなど多種多様な決済手段と紐づけられる利便性が大きな話題を呼びました。当時の利用者コミュニティやSNS上の検証ログを分析すると、手続きのスムーズさに対して高評価があった一方で、いくつかの構造的な課題も浮き彫りになっていました。
「手続き自体はアプリで完結して即時チャージされたが、高齢の親の代理申請で暗証番号ロックがかかり役所へ行く羽目になった」「決済事業者ごとの付与タイミングの違いに戸惑った」といった声が散見されます。特にキャッシュレスリテラシーによる恩恵の格差が生じた点は、制度設計上の大きな教訓として残りました。
2026年の現場においては、決済事業者単体ではなく「自治体×PayPay」などの地域還元キャンペーンにおいて、不正受給防止や対象住民の正確な確認のためにマイナンバーカード認証(公的個人認証サービス:JPKI)を組み合わせるモデルが定着しつつあります。「ポイント目当てでカードを作る」時代から、「日常の便利な行政・地域サービスを受ける認証基盤としてカードを使う」形へと生活者の意識も変化しています。

一般に知られていない盲点と詐欺被害のリスク|ネットの誤解を暴く
現在最も警戒すべきなのは、マイナポイントの終了と人々の「もらい損ねたかもしれない」という心理を悪用したフィッシング詐欺の横行です。「【総務省】マイナポイント第2弾の未受け取り分(20,000円)の再交付手続きについて」「第3弾開始に伴う事前登録のご案内」といった件名の偽メールやSMSが報告されています。
こうしたメッセージに記載されたURLをクリックすると、本物そっくりに偽装された「マイナポータル」の偽サイトへ誘導され、クレジットカード番号、暗証番号、個人情報が詐取される手口です。公的機関がメールやショートメッセージでクレジットカード情報の入力を求めたり、ポイントの再受取手続きを直接通知したりすることは絶対にありません。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
マイナンバーカードの活用やポイント関連の施策に向き合う際、利用者の状況によって取るべきアプローチは異なります。
【積極的に活用すべき人】
- 居住自治体がマイナンバーカード連携の独自ポイント(健康づくりや地域振興)を実施している人
- 確定申告(e-Tax)やマイナ保険証利用、各種証明書のコンビニ交付など、実用面での利便性を重視する人
- 自治体のキャッシュレス還元事業で本人確認手続きをスムーズに済ませたい人
【情報収集において慎重になるべき人】
- 「まだ国から2万円がもらえる」というネット上の広告や真偽不明のSNS投稿を鵜呑みにしてしまう人
- 送られてきたメールやSMSのリンクから安易にカード情報や暗証番号を入力しようとする人
【マイナンバーカードのポイント】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:今からマイナンバーカードを作っても2万円分のポイントはもらえませんか?
A1:もらえません。国が実施していた最大2万円分の「マイナポイント第2弾」は2023年9月末をもって終了しました。現在はカード新規取得や口座登録を行っても国から一律のポイント付与はありません。
Q2:第2弾で健康保険証や公金受取口座の登録をしたのにポイントをもらい忘れました。今から受け取れますか?
A2:残念ながら受け取ることはできません。ポイントの受取・付与申請には厳格な期限が設けられており、未申請のまま失効したポイントを復活させる制度や特例措置は設けられていません。
Q3:「マイナポイント第3弾の案内」というメールが届きましたが本物ですか?
A3:すべて偽物(フィッシング詐欺)です。総務省やデジタル庁がポイント付与や手続き案内を理由に個別でメールやSMSを送信することはありません。リンクを開かず速やかに削除してください。
まとめ:ポイント還元から実用インフラへ舵を切るマイナカードの今後
マイナンバーカードを巡るポイント還元施策は、国民への初期普及という一定の役割を果たして完全に幕を閉じました。2026年現在、「第3弾」といった国の大規模なばらまき施策を期待することは現実的ではなく、未受け取り分の救済も存在しません。
今後のマイナンバーカードの真価は、ポイントという一時的な報酬ではなく、マイナ保険証の定着や運転免許証との一体化(マイナ免許証)、引越し・行政手続きのワンストップ化といった「生活インフラとしての利便性」にあります。不審な詐欺情報に惑わされることなく、自身のお住まいの自治体が提供している正規のサービスや利便性を賢く見極めて活用していく姿勢が求められます。 (出典: マイ ナンバーカード ポイント(Yahoo!ニュース))